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スタッフの多様性~外国人労働者が活躍するGCI芍薬訪問看護~インド出身・プリヤンカさんが語る、日本での仕事と暮らし


GCI芍薬訪問看護には、さまざまな国や文化の背景を持つスタッフが働いています。今回は、インド出身で現在本部職員として活躍されているクワマト・プリヤンカさんにお話を伺いました。

日本に来て12年。今は横浜で家族と暮らしています

プリヤンカさんが日本に来たのは12年前。ご主人のお仕事の関係で来日し、今では永住権も取得。横浜でご主人と2人の息子さんと一緒に、家族4人で暮らしています。


「来日前はジャイプールという街に住んでいました。デリー大学を卒業して、MBAも取得。マイクロソフトで講師として働いていたんですよ」と、穏やかな笑顔で話してくれました。

 GCI芍薬訪問看護との出会い

日本での仕事探しは、ハローワークのカウンセラーのサポートがきっかけでした。

「外国人雇用に積極的な職場だと聞いて、安心して応募できました。面接のメールや性格診断テストも日本語と英語の両方が書かれていて、すごく助かりました」


現在は週4日、9時半から14時半までの時短勤務。子育てと両立しながら働ける環境に感謝しているそうです。


「子どもたちが学校から帰る時間には、家にいたいんです。でも、仕事の経験も積みたい。GCI芍薬訪問看護は、私にとってその両方を叶えてくれる場所です」

得意な仕事は「債権整理」

プリヤンカさんが特に得意なのは、売掛金の管理や消込などの「債権整理」の業務。


「ファイナンスや会計の知識を活かせるので、やりがいがあります。日本語はまだ勉強中ですが、職場がその練習の場にもなっていて、本当にありがたいです」

異文化を尊重してくれる職場

プリヤンカさんはベジタリアンで、ヒンドゥー教を信仰しています。ご家族もお酒を飲まず、食事や信仰など、文化を大切にした暮らしをされています。


「ヒンドゥー教のフェスティバルの時にはお休みをいただいています。職場が理解してくれるのは本当にありがたいです」


ちなみに、ご主人とは「両親同士が友人で、会ったことがないまま結婚した」そう。文化を共有しているからこそ、家族の絆も強いのだと感じました。

将来の夢は「日本で起業」

プリヤンカさんの夢は、将来日本で起業すること。子どもたちが独り立ちする10年後を目標に、自分にしかできない「スペシャルなこと」を形にしたいと語ってくれました。


「まだ何をするかは決まっていません。でも、きっと私だからこそできることがあると思っています」

 インタビューを終えて

インタビューを通して感じたのは、プリヤンカさんの前向きな姿勢と、挑戦する勇気。私自身、アメリカに住んでいた時には、言葉の壁に悩み、働く勇気を持てませんでした。だからこそ、異国の地で仕事に挑戦し、家庭と両立しながら前に進むプリヤンカさんの姿に、心から尊敬の気持ちを抱きました。


GCI芍薬訪問看護は、文化や言語の違いを受け入れ、個々の力を活かす職場です。多様性が力になるこの場所で、プリヤンカさんのような素敵なスタッフが活躍していることは、私たちにとっても大きな希望です。