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組織理念~リーダーシップ~

リーダーシップの重要性

GCI芍薬訪問看護ではリーダーシップを重要視しています。その理由は、リーダーシップ能力のある人材は仕事のパフォーマンスが高いからです。リーダーシップの概念は複雑で多岐に渡るのですが、ここでは簡単に「組織や集団を導いて目標を達成させる能力や資質」と定義します。

リーダーはマネジャーとは違う

ポイントは、リーダーはマネジャーとは違うという点です。よく職場で「今日のチームリーダーは○○さんです。」と指名したりしますが、ここで指名された方は学者による一般的見解ではリーダーではなくマネジャーなのです。

リーダーvsマネジャー:行動パターン・役割

リーダーとマネジャーの行動パターン・役割の違いを見てみると、両者の違いが鮮明になります。リーダーはビジョンや方向性を示して人々の足並みをそろえるということをするのに対して、マネジャーは細かい段取りやスケジュールを組み人員を配置するということをします。

リーダーマネジャー
ビジョンや方向性を示して人々の足並みをそろえる細かい段取りやスケジュールを組み人員を配置する

実際の職場では双方の行動パターン・役割ともに重要ですし、同一人物がリーダーとマネジャーの行動パターンを同時に取る場合もあります。しかしながら、マネジャーの能力は比較的身に着けやすい一方で、リーダーシップ能力は身に着けにくく、一生涯かけて伸ばしていく能力として組織論の学者の間では常に一目置かれています。

GCI芍薬訪問看護の組織理念(我々は何の為に存在するか)

このリーダーシップを重要な価値観のひとつとしている、GCI芍薬訪問看護の組織理念をご紹介します。

世界最高水準の在宅ホスピス・緩和ケアの提供を通じて、地域社会、日本、そして世界のウェルビーイングの向上に貢献すると共に、参画人員全員のリーダーシップと参画人員間のチームワークの育成を通じて、参画人員個々の職業人としての資質向上と、人間としての成長に貢献する。

GCI芍薬訪問看護のリーダーシップ~課題解決の為に~

GCI芍薬訪問看護では、現在、リーダーシップを発揮できる人材が多数在籍しています。入職当初は自信がなくても、在宅ホスピス緩和ケアという共通の理念とビジョンを持った仲間たち同士で情報交換し合い意見を交わす中で、時には自分のアセスメント結果やケア計画を見直し、試行錯誤を繰り返しながらも前に進んでいくことができるようになります。このようにひとつひとつのケースでリーダーシップを発揮しながら数多くのケースを経験した暁には、他のブログでご紹介しているように、より高い視座で地域や業界全体を見つめはじめる専門職として成長しています。


小児、がん、非がんの各領域のホスピス緩和ケアで、課題は山積しています。これらの課題を解決していくには、リーダーシップが欠かせません。GCI芍薬訪問看護では、各職種固有の技術・スキル・能力向上を目指すと共に、全職種共通の目標として、リーダーシップ能力の向上を目指しています。