写真の説明:GCI芍薬訪問看護が開発した新人看護師サポートプログラムの全体像
訪問看護の世界に飛び込むとき、「自分一人で判断できるだろうか」「土地勘のない場所で迷わないか」といった不安を感じる方は少なくありません。本日は、GCI芍薬訪問看護が開発した、未経験からでも安心して自立を目指せる「訪問看護への第一歩:安心のサポート・育成プログラム」の全体像をご紹介します。このプログラムは、単なる研修ではなく、現場の看護師が抱く「孤立」への不安に寄り添った内容となっています。
ご利用者のご自宅への訪問(移動)について

車や自転車を利用した移動も看護の重要な一部になるのが訪問看護の特徴です。移動にストレスを感じたり、ご利用者との約束の時間に遅れてしまったり、時間ギリギリで焦って到着したりすると、ご利用者やご家族の前で質の高い訪問看護を提供することが難しくなります。
ですので、行ったことのない場所に時間までに到着することも実践を通して慣れて頂く必要があります。同行者と共に移動することから始め、同じ車でご本人が運転してみる(同行者が助席)→それぞれの車で一緒に出発して現地集合→それぞれ違う場所から現地集合することで、土地勘や移動スキルに応じて徐々にお一人で移動できるようサポートしています。
報告連絡相談、連携

多くの新入職訪問看護師は、ステーションでなかなか他のスタッフと顔を会わせられない状況に不安を覚えます。病院では朝決まった時間に集合して勤務スタート、勤務時間中は基本的に病棟や外来等決まったエリアに誰かしら同じ部署の看護師がいますが、在宅ではそれぞれが訪問にでているため顔を合わせにくい状況があります。そのため、いつでも携帯電話やLINEで報告連絡相談できる体制を整えています。またお昼のカンファレンスを、対面のみではなくリモートでも参加できるようにして、情報共有や相談をできるようにしています。
看護師一人でご利用者宅に訪問することも、入職者が不安として上げる内容です。訪問中でも連絡報告相談をできるように体制を整えています。
緊急コール

基本的に一人で緊急コール対応できるようになるまでは、4~5回は二人体制での対応となります。一人で対応するようになった後も、管理者への報告連絡相談は土日祝日夜間を問わず可能で、基本的には相談するように全スタッフに周知されています。
緊急コールは基本的に入職後4ヶ月目からスタートします。経験や状況によりスタート時期は検討いたします。まずは他の看護師と二人体制スタート。電話もはじめは先輩看護師が取ってから二人で対応訪問するようにしています。緊急訪問の動きに慣れてきたら緊急電話を取ってみる(電話を取ったら先輩看護師に連絡して二人で訪問)。その後一人で対応するという流れになります。
サマリー
訪問看護に興味はあるけれど、「一人で判断できるか不安」「土地勘がなくて迷いそう」と一歩踏み出せずにいる看護師の方もいらっしゃるかと思いますが、GCI芍薬訪問看護の新入職看護師サポートはそんな不安を払しょくするプログラムです。
訪問看護の自立を支える3つの安心ポイント
1. 現場と移動:いきなり一人にはさせない「段階的ステップ」
現場に慣れるまでは先輩看護師がしっかりと同行します。病院とは異なる「生活の場」でのケアに、ご自身のペースで慣れていくことができます。 また、移動についても以下の4段階でサポートします。
- ステップ1: 先輩の車に同乗してルートを確認
- ステップ2: 自分が運転し、先輩が助手席でナビゲート
- ステップ3: 別々の車で出発し、現地で合流
- ステップ4: 違う場所から出発し、現地で合流
2. 連携:いつでもつながれる「ICT」と「チーム体制」
訪問看護は一人で動きますが、決して「孤立」はしません。
- ICTの活用: 携帯電話やLINE、リモート会議を駆使し、訪問中でもリアルタイムに相談・報告ができる体制を整えています,。
- バックアップ: 土日祝日や夜間を問わず、24時間365日いつでも管理者に相談できるルールが徹底されています,。
3. 緊急対応:入職4ヶ月目からの「二人体制研修」
一番の不安要素である「緊急コール」も、しっかりとした準備期間を経てからスタートします。
- 開始時期: 入職4ヶ月目を目安に、本人の経験に合わせて調整します。
- 研修フロー: まずは先輩が電話を取り、二人で訪問することから始めます。次に自分が電話を取り、先輩と合流して訪問。これを4〜5回繰り返し、自信がついてから独り立ちとなります。
最後に
訪問看護への挑戦は、決して「一人での戦い」ではありません。皆さまの得意分野や経験を活かしながら、ICTという強力なツールと、手厚いバックアップ体制の中で、一歩ずつプロの訪問看護師へと成長していける環境が整っています。
あなたの「やってみたい」という気持ちを、私たちは全力でサポートします。